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会長あいさつ 

 
■就任にあたって(19.7.13)          会長 松本晴代  


 第45回千葉県学校事務研究会総会において会長職のご承認をいただき有難うございます。
 前向きで力強く輝かしい実績を残された栗原会長の後任ということで、私に何ができるのか、大きな不安と責任の重大さをひしひしと感じております。
 今、政府の「教育再生会議」での論議が毎日のように報道されています。今後、この会議の動向が教育にどのような方向性を示していくのかが大きな関心事であります。このような教育改革の波が加速している状況のなか、今年度から千葉県の事務職員定数が「3学級以上の本校に配置する」こととなりました。また、複数配置校において、事務の共同実施を積極的に推進することも明記される等、事務職員を取り巻く状況は相変わらず厳しく、様々な課題が山積しております。19年度においては次の3点について取り組みたいと思います。
 18年度に学校事務の共同実施充実のための調査研究を目的として「共同実施の指導的な役割を担う事務職員に対して兼務発令をする」と県教委から各教育事務所5校に通知が出されました。今年度は13校に出される予定です。このことを受け、1点目として、学校事務の共同実施をより充実するため各地区に応じた実施モデル案を提示し、研究に十分応える体制作りに取り組んでいきたいと思います。2点目は、平成15年3月に県教委から各市町村に通知された「学校事務職員の職務の位置づけ」についてです。皆様方の地道な努力で、県内9割の市町村で通知がされております。今後は「標準的職務に関する研究のまとめ」を参考に内容の定着と実践に向け研究を推進していきたいと考えます。3点目は、第2次計画の課題や成果を踏まえ、第3次中期研究計画を提示させていただきました。この内容を基に「教育が生きる学校事務」の具現化に向けて更なる研究を進めたいと考えます。
 最後になりますが、「義務教育は国家、社会の形成者となるべき一人ひとりの子どもが幸せに生きる土台を作る目的を持つものである」と言われるように、常に子どもを中心とした学校事務の研究と研修の充実を図り、最善の教育が行われるよう努力していかなければならないと思います。
 今後とも、皆様方のご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。


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